新しいステージ(時代)は私たちの力で

中央執行委員長
福田 浩久
2025年は私たち全イズミ労働組合にとって非常に重要な年になると考えています。
1つ目は、昨年事業承継を行なった(株)西友の九州事業「サニー」で働く組合員の皆さんとの活動が始まることです。今年の2月1日より正式に全イズミ労働組合の組合員となります。心から歓迎をしたいと思いますし、この度の事業承継がイズミグループの成長と発展のきっかけとなり、そこで働く皆さんの幸せに繋がるように共に考え行動していきたいと思います。
2つ目は、経済(景気)についてです。今日本社会は、大きな転換期を迎えています。30年間続いたデフレ経済からの脱却により適正なインフレ(2%程度といわれている)の中で物価を上回る賃金の引き上げによる経済の好循環化の重要性がようやく国をあげて共通認識出来るまでになりました。
また、私たち流通産業の業績に直結する国民の消費マインドが向上するためには、将来不安を払拭する税と社会保障の改革も必要となります。格差の拡大によって生まれた様々な問題の解消も必要な時代になっているといえるでしょう。私たち全イズミ労働組合も社会を構成する一員を代表する組織として、その社会的な役割を果たしていきたいと思います。
3つ目は、政治へのかかわりについてです。
前述した「持続的な経済の好循環化」「社会的な課題解決」には政治の力が必要不可欠となります。私たちが暮らす社会が、未来ある新しいステージへと向かっていけるように引き続き政治活動には積極的にかかわっていきますので、組合員皆さんのご理解とご協力をお願いします。
2025年1月吉日
全イズミ労働組合
中央執行委員長 福田 浩久